2023年12月に、福山ゴム工業株式会社は本社オフィスをリニューアルされました。
今回、オフィスリニューアルのプロジェクトリーダーの久保徳央様とサブリーダーの西正敏様にお話をお聞きしました。
福山ゴム工業様は1947年の創業で、長靴や作業履などの履物部門と建設機械用のゴムクローラや列車用車両部品をはじめ、産業機械用のウレタン・ゴム部品などの工業用品部門があり、トップクラスの技術で多くのゴム製品を開発・製造・販売されております。
この度、株式会社弘法ではオフィス内のレイアウト・家具、そして応接スペースと執務エリアからの音漏れや小さな音を聞こえにくくして、プライバシー改善、生産性を向上させるサウンドマスキングシステムの施工を行わせていただきました。
Q.今回のリニューアルのきっかけは何ですか?―――
■耐震補強からオフィスリニューアルへ
元々こちらの事務所は木造の古い建物で、大型の地震が発生した場合に崩壊等の不安があり、社長に「耐震補強をしませんか?」と話をしてみた所、やろうという事になりました。
そして、以前の事務所の床は木で、天井も蛍光灯が吊るしてあるような古い事務所だったので、「ついでに内装もしましょう」と提案した所、検討してみようという事になったのがきっかけです。
そこで、付き合いのある建築会社に概算見積を取って社内で進めていく事になったのですが、金額だけで検討を進める事はできないので、リニューアルの目的や働きやすい職場環境やペーパーレス化などのコンセプトを私達二人で作っていきました。
Q.オフィスづくりに意識されたポイントは何ですか?―――
■採用時の学生のギャップを無くしたい
一番はリクルート対策ですね。御社とのお取引のきっかけは3年前ぐらいにホームページのリニューアルでしたが、以前は自社がメーカーという事もあり、物にフォーカスした内容から採用やブランディングを意識して、人にフォーカスしたホームページに変えました。
それを見て応募してくれる学生も増えたのですが、実際に自社オフィスに来てもらった時に学生はギャップを感じていると人事担当者から聞いていました。
そのギャップを無くしていくためにもオフィス環境を変えていく必要があると感じていました。
今回の計画の中で営業部門はフリーアドレスも検討しましたが、実現が難しく断念しました。レイアウト案はかなり細かく検討し、最初から数えると30回ぐらいは修正したのではないでしょうか?
社長からは、自分がオープンな空間で真ん中に位置して、オフィスを見渡せるようにして欲しいと言われましたので、そこから決めていきましたね。
Q.新しいオフィスはどうですか?―――
■福山ゴムらしい満足できるオフィスができたと思います
コミュニケーションという面では、新しく4名掛けのテーブルが2つあるミーティングスペースを作ったのですが、思いのほか利用されているなと感じています。
これまではそのようなスペースが無かったので、本当に使うのかなと思っていましたが、活用されていますね。
その他、以前より机の上に文書や物が少なくなりました。
文書を収納するスペースが増えてますし、退社時に机の上を片付けて帰るルールにもしています。
ペーパーレスも進めておりますが、まだまだこれからです。収納できる量は限られていますから、進めていかないといけないと思っています。
今回、リニューアル計画中に、弘法さんやメーカーさんのオフィスを見学させていただき、こんな働き方があるんだと参考になりました。
なかなか、他の会社の働いている環境って見せてもらえないので、良かったです。
それらを参考に福山ゴムらしい満足できるオフィスができたと思います。
事例紹介
弘法がこれまでに行ってきた
事例の一部を
紹介します。