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    ポイント①:ターゲットを絞り切る
【中小企業・地方団体 ゼロからはじめる人が集まるチラシ・案内づくりの基礎 9のポイント】<br>ポイント①:ターゲットを絞り切る
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【中小企業・地方団体 ゼロからはじめる人が集まるチラシ・案内づくりの基礎 9のポイント】
ポイント①:ターゲットを絞り切る

ポイント①:ターゲットを絞り切る

「誰」を集めるチラシですか?

チラシや案内(以下チラシ)には、新商品・サービスの告知やイベントへの集客、リピーターの獲得など、様々な目的があり、チラシをつくる際は、それを通じて「どんな人(以下ターゲット)に集まってほしいか」という想いが、つくり手側には少なからずあるはずです。
そして、このターゲット目線での要素が紙面上に明確に反映されているチラシは、「反響獲得・集客」という好結果に結びつくことが多いです。
つまり、チラシを活用しての集客には、ターゲットを明確に設定することがとても重要なポイントということになります。
もちろん、それが常に良い結果につながる訳ではありませんが、もし悪い結果の場合でもターゲット設定を見直せばよいので、決してムダではありません。

ターゲットを絞って訴求力アップ

ターゲットの設定について、「老若男女問わず、年代層も幅広く、チラシを見た全員の人」という考え方をされる方が一般的に多く見受けられます。
せっかくのチラシなのでより多くの人に見てもらいたいという気持ちは解りますが、ターゲットの幅を広げれば広げるほどチラシの内容も広く薄くせざるを得なくなり、結果的に訴求力の弱いチラシになってしまいます。
単なるお知らせであれば問題ありませんが、「反響獲得・集客」が目的のチラシには適していません。
「反響獲得・集客」目的のチラシをつくるには、ターゲットを絞り込み、訴求力の高い内容にすることをおすすめします。

「関心客」「興味客」に絞ろう

ターゲットを絞る基準として、「人の心理別ピラミッド図」(上記参照)というものがあります。
これは心理学者のA・H・マズローが提唱した「欲求5段階説」に基づき人の心理を「不認知・認知・関心・興味・欲求・行動」の6つの階層に分けたもので、階層が上になればなるほど顧客に近づき、人数も絞られていきます。
これをそれぞれチラシのターゲットに当てはめると、自社の商品・サービスについて【「不認知」=全く知らない、「認知」=聞いたことはある、「関心」=ちょっと気になる、「興味」=詳しく知りたい、「欲求」=欲しい・利用したい、「行動」=問合わせ・顧客】となりますが、中小企業・地方団体の場合は、「関心・興味層」に絞るのが効果的です。
なぜなら、「関心・興味層」は自発的な欲求を持っている層であり、アプローチ次第で「反響獲得・集客」につながる可能性が最も高く、費用対効果が期待できるからです。

もちろん、「不認知・認知層」から反響が取れないという訳ではなく、実際大企業では日常的に行われていますが、ターゲットが幅広く数も多いため、あくまでも認知度が高く資金の豊富な大企業だからこそ通用しているのであり、認知度・資金ともに限りのある中小企業には不向きと言えます。

チラシのターゲット設定のコツ

ペルソナ(仮想人物像)手法

ペルソナとは、仮想人物像のことです。
チラシづくりにおいて、商品・サービスの典型的なユーザー像をより具体的に一人の実在する人物として設定し、何をどのように打ち出していくか当てはめていくやり方を、「ペルソナ手法」と呼びます。
この一人のターゲットが知りたい情報を発信し、行動しやすいきっかけを紙面上で訴求することで、狙いのターゲットを集客しやすくなります。

<ペルソナ設定のメリット>

①ターゲットのニーズを絞れる

「あんな人もこんな人も」ではなく、ペルソナ(=典型的なユーザー)一人のニーズに絞って考えることができるので、一貫性があり、より深い訴求ができます。
典型的なユーザーの獲得は、チラシ集客の一番の近道です。

②ターゲット視点で考えられる

つくり手側の視点でつくったチラシは、商品・サービスの見せ方を中心に考えてしまい、ターゲットの想いとズレることが多くなります。
ペルソナを設定することで自然とターゲット視点になりやすく、ターゲットが求める的確な情報発信をしやすくなります。

<ペルソナの設定方法>

①項目を設定する

ペルソナ設定のコツは、出来る限り具体的な人物像をイメージできるようにすることです。
年齢や性別だけでなく、家族構成や生活習慣、価値観など、その人の個性が見えるような項目を設定していきます。

②不安・不満・悩みを分析する

ある程度ペルソナが設定できたら、その人の抱えている不安や不満、悩みをあげて分析します。
そうすることで、この人がどんな情報を求めているのか、何をきっかけに行動を起こしやすいかが見えてきます。


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