5S活動【躾】
躾の実践 3つのポイント
躾とは
ズバリ「守るべきルールを守らせること」です。これまでの4S(整理・整頓・清掃・清潔)を習慣づけ、自発的に実行できるようになることを目的に、社会人・企業人として決められたルールを守るようオフィス全体で習慣づけすることです。
期待されるメリット
オフィスの一体感とイメージアップ
躾によって、オフィス全体で決められたルールを守ることが習慣化されることで、一企業としての一体感が生まれ、仕事の効率化や生産性のアップにつながります。また、「きちんと躾されているしっかりした企業」という、外部からのイメージアップにもなります。
躾の実践 3つのポイント
■ポイント1:「あいさつ」の徹底
■ポイント2:「報・連・相」の徹底
■ポイント3:「コミュニケーション」の推進
【ポイント1】「あいさつ」を徹底する
あいさつは躾の基本
躾は、「決められたルールを当たり前にできるようにする」ことですが、その最も基本となるのがあいさつです。
あいさつはコミュニケーションの基本であり、出退勤時、社内で他部署同士で会った時、来客時など、あいさつをすることでオフィス全体の活性化や来客からの好印象にもつながります。
まずは、上司やリーダーから率先して取り組んで、モチベーションの高いオフィスにしていきましょう。
【ポイント2】報・連・相で職場の秩序を保つ
仕事を円滑に進めるルール
オフィスでの守るべきルールの一つに「報告・連絡・相談(略して報・連・相)」があります。
これは、仕事を円滑に効率よく進めるためには欠かせない、オフィス内の秩序を保つためのコミュニケーションのルールです。
いずれも「相手に伝える」という意味では同じですが、進捗や問題把握のための「報告」、行動に移すための「連絡」、問題の解決や予防のための「相談」と、それぞれニュアンスが異なります。
それぞれの違いを理解し、適切なタイミングで行えるようオフィス全体で共有しておきましょう。
【ポイント3】コミュニケーションを取ってルールを定着させる
習慣化を促すこまめな指導
躾は、オフィスで決められたルールを習慣化させることですが、ルールが定着し誰もが当たり前にできるようになるには、ルールが守られているかを定期的に確認し、守られていなければ確実に実行するよう指導していく必要があります。
また同時に、躾を行うことは人材の育成にもなり、企業全体のパワーアップにつながります。したがって、ルールが守られていない場合にはその場で指導するなどこまめにコミュニケーションを取って、オフィス全体に浸透させていきましょう。
「うちの会社は…」と、あきらめていませんか?
ルールが定着するまで、繰り返し実行する!
何事も定着させるには時間がかかるものです。
一度できても、放っておくと元の状態に戻ってしまうようなことも少なくありません。
そのため、日ごろからルールの確認を行い、守られていない場合にはその場で指導するなど、「時間かかかる」ことを覚悟のうえで、習慣化するまで粘り強く繰り返し行っていくことが大事です。
あきらめずに頑張っていきましょう。
5Sについてのご相談承ります
株式会社弘法では、社員によるオフィス改善委員会の活動を行なっており、その中の5S委員会が社員の意見を取りまとめ、ルール化や改善を主導して行なっています。
5Sの進め方に関するお悩みがございましたら、是非ご相談ください。
事例紹介
弘法がこれまでに行ってきた
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